2015年12月19日
こちらも毛利庭園の写真です。
紅葉の季節の真っ只中で、少しわきに逸れた場所に、春になれば花見宴会で賑わいそうな桜の木が立ち並ぶ広場があるのですが、この時期に観ると、尋常でない「ひっそり感」で、寒々としている雰囲気が、逆に印象的で思わず撮ってしまいました。
それにしても、
葉が枯れ落ちてむき出しになった木肌は木枯らしに晒されて、
今はこんなにも寒々として閑散としているというのに、
来年の春になる頃には、また一斉にあのピンク色の花々が咲き乱れて人々を魅了するなんて、ちょっと想像出来ないくらいのひっそり感です。
そういえば、人生にもそんな耐えるばかりの様な冬の期間もありますけど、この桜の様に、じっと春を待ち佇む姿もまたひとつの美しさと言えるのかもしれませんね。
<追記分>
↓翌年に花を咲かせたこの木の画像はコチラ
https://www.tec-d.com/blog/portfolios/5486.html
カメラ | EOS 5D MarkⅢ |
---|---|
レンズ | EF24-105mm F4L IS USM |