2010年7月10日
iPhone4が届いて約1週間経ったので簡単に使用感を書いてみる。
使いはじめは、やはり3Gからの機種変ということもあって、これまで不満と感じていたCPUのスペックから来る体感スピードにすっかりやられてしまった。
なにをやってもサクサク動くストレスフリーなこの感じ。
ただ速い!っ言ってもなかなか伝わりにくいかもしれないので、実機のスピード比較を映像でご覧いただこうかと思い、『Speed of iPhone4』と題して動画を作成してみたのでご覧いただきたい。
いかがでしょうか?
一目瞭然ですよね!
ちなみに、3GはiOS4にバージョンアップしているので、iPhoneOS3.xの場合はもう少し速いと思います。
インプット端末としての完成形デバイス、iPhone4。
もちろんWEBだけでなく、アプリの立ち上げから実際に利用出来るまでのロスタイムもこれまで5秒〜10秒程度もかかっていたのが、ほんの1〜2秒ほどで立ち上がるようになったことで、先の映像のように内蔵カメラはもちろん、テキスト系のメモアプリや、ドロー系のアプリもまったくストレスなく利用出来ます。
実はこの事実はとても重要で、
『今、この瞬間を記録する』
『今、この瞬間に知りたい情報を見る』
という情報端末としての2つの重要テーマに完全対応したと言えるのではないでしょうか?
このことだけを見て取っても、iPhone4は今回のアップデートで画期的な進化を遂げたといっても過言でないかと思います。
自分もこれまで外出時には、必ずペンとメモ帳(場合によっては一眼カメラ)を持っていたのですが、今後はこのiPhone4ひとつ持っていればほとんどの事には対応できる状態なわけですから。
ちなみに、巷で騒がれている、『持ち方による受信状態の劣化』については、確かに通話やWifiアンテナのメモリが一つふたつ減る事はあるのですが、いまのところそれによって困ったことはありません。
一度、通話中にいろいろ持ち方を変えてみましたが、通話品質に違いは感じられませんでした。
ツルツルとヌルヌルのあいだ
それともうひとつ感じた事で、あまりよそで取り上げられてない点。
このiPhone4のディスプレイには解像度の他に、いままで体験したことのないような特徴を持っているんですよ。
つまりそれは、このなんとも言えないディスプレイに『タッチした時の感触』なんです。
指を置くと、スルーっと滑る感じ。
ツルツルじゃないんですよ。
かといってヌルヌルでもない。
指を置いたとき、想像以上に持っていかれるこの感じ♫
願わくば、スケートリンクほどの大きさのiPhone4ディスプレイの上で、鼻歌を歌いながら滑ってみたい。
ツルーっと。
そんな妄想すら感じさせる、このディスプレイ、ただものではないと感じさせるクオリティなのですよ。
おそらくAppleは、この滑り具合さえ数値化して、人間工学的にいちばん『ほどよい』ところに調整したんじゃないだろうか?
ヤマ電やデオデオとかの大きめの家電量販店でデモ機が置いてあるので、スピードや機能だけでなく、是非この『ヌルツル感』も体験して欲しいと思います。