2010年4月25日
宇宙人の話ではないです(笑)。
以前、NHKの『爆問学問』で福岡伸一氏が言っていた内容がこころに残ったのを思い出したので書いてみる。
物質としての人間を含む全ての生物は、『食べる → 排泄する』という一連の生命活動のプロセスによって、脳から骨までの細胞すべてが数ヶ月毎に完全に入れ替わっていると。
この事実が示すことは、
- 私たち人間は完全に『食べたもの』で出来上がっている。
- 数年前の自分と現在の自分は、物質としてはまるで『別のもの』である。
- 『こころ』と『身体』は、『ソフトウェア』と『ハードウェア』の関係に似ている。
- 『千の風になって』の唄をなんか思い出しちゃうなぁ。
- あれ?じゃぁ『こころ』はどこからやって来るんだろう?
と、そんな様な思考クルージングを進めていくうちにこう思うようになった。
私たちが、食べたもので出来上がっているのなら、食べ物自体はすべて『生命』なわけだから(余談だけどこれに気付くと自分達が他の命に支えられ生かされているということがよく解る)、結局の所わたしたち人間は、その生命を生み出した宇宙から出来ている。
つまり、
『私たちは宇宙の一部である』
ということになる訳ですね(まぁ当たり前といえばそうですが・・)。
そして、この一文から更に思考を巡らせていくと・・・、
とまぁそれはさて置き、
そんな事を思い出させたのは、以下のサイトです。
このサイトによると、この地球を含む太陽系は46億年前に起きた超新星爆発によって生み出されたそうで、それはたった『3分間』の出来事だったそうです。
その3分間の超新星爆発によっていくつかの元素が生まれ、私たち生命体はもちろん、今、私たちが見たり感じたりしている全ての物質世界を生成していったという事なんですね。
こういうような事を感じながら見るとかなり面白いので、時間のある時にでも訪問してみてください。
http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu/
福岡伸一氏の書籍も一緒に貼っておきます。