2008年4月23日
これは『物事を進める』こと全てにあてはまる事だと思うのですが、ここではホームページを作成するにあたって、目的を明確にすることの大切さについてお話ししたいと思います。
『ホームページの目的』
新規でホームページを立ち上げる際に、目的を見誤るケースが多い理由は、そこに『ホームページ』を使って何が出来るのか?ということを発注者がどこまで知っているかという事実が深く関わっています。
それは、例えばパソコンを購入する時と似ています。
Aさん:「パソコン始めたいと思うんだけど、どうしたらいいかな?」
Bさん:「ふ〜ん。で、君はパソコン買って何がしたいの?」
Aさん:「いや、わかんないけどみんな使ってるし、俺もそろそろ始めないとみたいな・・・。」
よくありそうな会話ですね。^^
でもパソコンの場合は、予めある程度規格が統一しているものが多いので、購入した後で、「あれも出来る、これも出来る」というように、軌道を修正しながら目的を探っていくことも可能だと思います。でも、ホームページは基本的にオーダーメイドで作成するものですからそうは行きませんね。
作成する前に、自社の業界でどんな風に活用出来るのか?また、運営していくのに必要な事はどんな事か?など、多少は知っておいたほうが無難かも知れません。もちろん、私の所に相談に来られる方々もその辺の提案も含めて依頼される事が多く腕の振るいがいがあるというのも事実なのですが、明確な目的がある方の方が満足度が高い事も事実なんですね。
どんな買い物をするにしても「明確な目的」があれば失敗する確率は確実に減るものです。逆に「明確な目的」が無ければ失敗する確率が高くなるというのも事実です。
「ねじ」を回す目的があってはじめてドライバーが必要だと解るわけですし、「ねじ」の種類はプラスかマイナスか知る必要もあります。さらに長さのある機 械ねじなら、電動ドライバーが必要かもしれません。まわすねじの数量や期限だって知らないと・・・。
要するに「ねじまわし」ひとつを取ってみても、様々な目的要素を明確にしない事には適切な道具を特定することは出来ないのです。
偶然入った、金物屋のおやじに
「ドライバーが欲しいんですが!」
と問いかけて、なにも聞かれずに一番高価な電動ドライバーが出てきたとしたら、そのお店で購入するのはやめた方がよいかも知れませんね。
あ、前回の投稿のパート2みたいになってしまいましたね・・。