SOFTBANK孫正義氏の新30年ビジョンを観た。
これはSOFTBANK社の株主や社員だけではなく、今この世界に生きている全ての人々へのメッセージだと感じた。
約2時間とかなり長いが、1本の映画を観たような感動があるので、まだの人は是非観てみてはどうだろうか。
自分的に特に印象に残ったフレーズは、
てところ。
ひっそりと(笑)ではありますが、情報テクノロジーをテーマに仕事をしている自分達のようなWEB制作者にも励みになったような気がします。
孫さんありがとう!
あと、『迷ったときほど遠くを見よ。』という言葉もこころに響きました。
SOFTBANK社は、
という2つのテーマで、30年どころか300年先の未来を描いているそうです。
TEC-Dも新10年ビジョンくらいでつくってみようかなぁ・・。
▼『笑い』と『感動』と『涙』の新30年ビジョンは以下からどうぞ(最後は号泣ものですよ)
新30年ビジョン
毎日、おびただしい量の情報が、WEBやTV・誌面・メールでやって来る。
その中から、実際に記憶して役に立ったりするのってどのくらいのパーセンテージなんだろうかと少し考えてみる。
まさに『情報』の波乗りサーフィンや!
とあの人だったら言うかも(笑)。
そんな中、ウォール・ストリート・ジャーナルのD8カンファレンスで行われたスティーブ ジョブスのインタビュー内容が、とても良かったので書いてみる。
ここで語られたジョブスの言葉は、いろいろな形で世界に影響を与え、たぶんこの世界の未来をかたち創る指針となるだろうとも思った。
特に記憶に残ったのは、
『PCは小型トラックのようなもので、それがなくなることは永遠にないだろう。ただし、それを使うのは一部の人になるだろう。』
という言葉や、
『アップルは、乗る馬を慎重に見極めることで成功してきた。』
『一番いいアイデアが採用されなければならない。そうでなければ、優秀な従業員に残ってもらえない。』
『Appleは、地球上で最大の新興企業だ。』
『Flashが無いことによって失われるのは大量の宣伝にすぎない』
など、ジョブスの並外れた予見能力から語られた言葉たちから、世界の未来を感じ取ることが出来たような気がする。
またマイクロソフト社の、
『Windowsパソコンは宇宙が消滅するまで技術世界の中心になるだろう』
という言葉に対して、
『すでに終わっているも同然で、iPadのような製品が取って代わっている』
という言葉も印象的だった。
絶対的に発言や行動がぶれない指導者であるスティーブジョブス。
日本の指導者にこんな人が現れたらいいのになぁ、と思ったり。
話し変わりますが、『iPad』すごい人気です。
でも実は自分は現状ではそれほど欲しいと思ってないんですよね。
というのも、いまのところ『iPad』で出来ることはほとんど『iPhone』で出来てしまうし、
『Mac(パソコン)』で出来て『iPad』で出来ないことが多すぎると。
実際に触ると欲しくなっちゃうんだろうけども(笑)。
ただ、このインタービューを読むに付け、『iPad』がこれから情報端末の中心になることは間違いないと確信しました。
たぶんこれはまだ『はじめの一歩』で、『iPad』がPCがなくても使えるようになったとき、この端末の真価が発揮されることになるんだろうなぁ。
そして忘れてならないのは、『iPad』がまだこの世界に出たばかりだということ。
出鼻くじかれちゃった感の例の『ビューン』もそうだけど、情報に関わるすべての社会で、これまでの価値観が大きく変化していることを肌で感じます・・。
今後の1年後、2年後に『iPad』が出たことで世界やPCとの人の関わり合いがどれだけ変化するかを見るのが、なんだかとても楽しみですね。
D8カンファレンスの内容は以下のページなどでどうぞ。
http://japan.cnet.com/news/commentary/story/0,3800104752,20414547-0,00.htm